特許翻訳学習ログ(5-1) 週替わりのパラダイムシフトに慣れよう

10/4-10/13
[化学 週替わりのパラダイムに慣れよう]
年内に化学と物理の指定テキストおよびOrganic Chemistry as a Second Language(OCSL)のFirst
Semester Topicsが扱うトピックの基本的・発展的理解を達成するという目標のもと、学習速度を
上げることにしました。

今週は岡野氏本のトピックでは単元2のアルコールの分類まで、OCSLは、共鳴構造の途中まで学
習しました。だんだん、ストレートな構造式ではわりきれない現象がでてくるようになり、分子も
人生いろいろなんだなあとしみじみしていました(そんな場合ではないのですがw)。

分子にはある複数の極限構造の間をとったような姿が実は本物だったりする共鳴混成体というケー
スあったりだとか、さらには分子同士が反応して最終的な生成物になるプロセスで遷移状態や反応
中間体が存在していたり(しかもそれが複数あったり)だとか。

そして、まだ物理はちゃんとやっていないけれども、こうした現象に関わる電子やエネルギーのあ
り方の理解につなげられるように、軌道について勉強しようといろいろ見たりもしていました。自
分としてはなかなか衝撃的だったのが、原子価結合法で想定されるぷよぷよの軌道の形、そしてそ
れらが混ざって再編成されるという混成軌道の考え方。

Hybridization in organic compounds(Designmate社)より 

しかも軌道のお話にはさらにもっと複雑な、分子軌道論という見方もある、ということを知ったと
ころで果てしない気持ちになって気付けば一週間以上過ぎていましたw。今週もあんまり特許読め
てませんね。

多様なパラダイム(あるいはレンズ)を理解して、その場その場の目的によって適宜それらに立脚
して物事をとらえたり、見つめなおしたりして洞察を得るというやり方は、英語系・教育系という
自分の専門分野では繰り返しやってきたことなので抵抗はないのですが、同じことをまだ学び始め
たばかりのハードサイエンスという分野(しかも多分野)で行うのはやっぱり一筋縄ではいきませ
んね。今までの専門に安住しないという決意をしたので、前に進むしかないのですが。